【Chef’s Blog】 
 #4 CHOCOLATE TALK for St. Valentine’s Day

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Chef2

 

 

 

2月14日はヴァレンタインデー。
女性が男性に愛を込めてチョコレートを贈る、ロマンティックな日ですね。

 

 

01ご存知の方も多いかと思いますが、これは日本独自の習慣です。
海外でも恋人や親しい人にプレゼントを贈る日ではありますが、日本でチョコレートを贈るようになった由来はハッキリしておらず、様々な説があるんだそうです。

 

私たちパティシエが扱う食材の中でも、もっとも興味深くもっとも技術を要する食材といえるチョコレート。今回は、その歴史をご紹介いたします。

 

 

チョコレートの発祥はちょっと意外な古代メキシコ。紀元前2000年頃にすりつぶしたカカオ豆に水や香辛料を加えて作った「チョコラトル」という飲み物を薬剤として飲んでいたのが始まりと考えられているそうです。

 

チョコラトル(chocolatl)は「苦い水」という意味で、まさに「良薬口に苦し」だったのでしょう。
アステカ王国時代には不老不死や疲労回復の薬として飲用され、テオブロマ(神々の食べ物)と呼ばれていました。

 

ちなみに現代でも、チョコレートの中に含まれる成分から集中力や記憶力を高めたり、気持ちを落ち着かせたり、またポリフェノールも多く含まれる為、抗酸化作用も期待できると言われています。

 

 

さて、古代のチョコレートはヨーロッパに渡り、砂糖を加えるなどの改良がなされてその苦味を旨味に変えました。
それでもまだ飲料だったチョコレートですが、19世紀に入ってやっと固形へと変化していきます。

 

 

021820年、オランダではチョコレート飲料からカカオバター・カカオパウダーを抽出することに成功。

 

1842年、イギリスでは板状のチョコレートを作ることに成功。

 

1876年、スイスでチョコレートに粉ミルクを加えたミルクチョコレートが誕生。

 

 

4000年ほどの歴史があるチョコレートですが、私たちが知る「チョコレート」が誕生してからはまだ150年も経ってないんですね。

 

 

 

 

さあ、ショコラを一粒どうぞ、まずはその芳しきカカオの香りを、そして口に含めば解けて広がる甘く滑らかな食感。

 

心地よい苦味が余韻を残し、官能の香りを深めます。

 

太古から進化し続けたテオブロマ=「神々の食す物」存分にお楽しみください。

 

そして貴女のヴァレンタインに、小さな魔法をかけてみてください。

 

きっと神々の祝福を得られるはず。

 

 

 

山本でした。

 

 

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山本 和彦

PATISSERIE TOOTH TOOTH 製菓長。

トゥースのお菓子を司る、スイーツおじさん。どことなくジャムおじさんに似てる気もしなくもない。

トリビアネタ、雑学ネタが豊富。

 

 

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